陶磁器の村・ヘレンドへ
ハンガリーの中央トランスダヌービアに位置、のどかな小村、
有名な名窯ヘレンドの故郷。本社と工場、ヘレンド陶器 美術館。  
 オーストリア・ウイーンからスロバキアを
経てハンガリーに入り、途中立ち寄りで
世界の名陶・ヘレンドを訪ねた。
設備内に併設されているレストランで、
名陶の食器に盛られた料理を堪能した。
 
 
  工場内製造過程に沿って、専任のガイドさん(美人・広報担当か)の説明を受け見学をした。
形作り、手作業(模様、特殊形状等かなり細かい作業)・道具使用で作る方法等いろいろ。
いずれにしても根気と手先の器用さ?職人芸、センス等々が要求される仕事。聞き取れた範囲ですが、学校があり資格を取り 仕事も多分、ノルマ制、当然品質検査での合否判定もあると考えました。原料土は何か北欧の方からのものとのことでした。 多分、色々過去試行錯誤で製作して見つけてきたものと考えられます。
絵付けしたものを次に焼き付けをする、説明の彼女が示している赤い色が、草色に変わって出来てくる。所謂上薬の熱変化を 利用、いろいろの色合い、特殊な模様の出現を見ることが出来る。   
 
 ヘレンド陶磁器の歴史は、1826年の開窯、最初小さな村の陶器屋だった、その後他有名陶磁器(マイセンや中国陶磁器等の) 修復をしたりしていたが、、さる王様の依頼で中国名器の複製を手がけその技術が高く評価され、またロンドン博覧会出品でヴィクトリア 女王御用達の栄誉を受けたりして世界的に有名なものになっていった経緯あり(詳細略、元は中国、日本等の技術もベース になっているとも考えられるが?)  
 
 付設、陶磁器博物館、又ショップ、食事のためのレストランもあり、又ブタパスト等街中に販売専門店があり、各地で購入できる、 いくつか店を見たが結構高価な物で購入に(重さもあり、又日本にも入っていることも考え??)土産購入は躊躇した。 本当でしょうか